昨日、「働き方改革」の先駆的実践を行っている、コ二カミノルタ・ジャパン札幌オフィスを見学する機会を得た。
そこで見た光景は、今まさに「働き方改革」の具体的な実践方策として大いに参考となる、新世代型のオフィスモデルとして、多様な働き方に対応した素晴らしい姿であった。
ただ、中小企業にとっては設備の改善等にかかる費用面から容易いものではなく、今後は経済産業省の“IT補助金”の充実等で普及が拡大することを大いに期待したい。
先駆的実践事業所とは、何故か?
それは、『~いつでも・どこでも働ける環境づくり~』をテーマとした取り組みであり、
テレワークやスーパーフレックス制による多様な働き方の導入の結果、外勤社員の直行直帰等からオフィス内のフリーアドレス化(固定の事務机を持たない)と保管文書ゼロの実践である。
具体的成果としては?
1、【紙に縛られない「働き方」の実現】…保管文書ゼロ化の取り組み
(1)社内保管文書が、約90%削減
(2)キャビネット約50本が削減によりスペースの拡大
(3)ミーティングスペースが70%増加
2、【場所に縛られない「働き方」の実現】…テレワーク等の取り組み
(1)ICT・ネットワーク環境整備と労働時間の再設定=スーパーフレックスやテレワークの導入(ICTの活用効果=35%⇒74%に増大)
(2)フリーアドレスで、座席数が33%削減(在籍者75名に対し座席は50名分)
「大地のゾーン」⇒フレキシブルエリアでビッグテーブル&ファミレス席
「太陽とひまわりのゾーン」⇒メイン執務スペースで対面式レイアウトとし、全席にサブモニターを設置し、デスクワークの効率化・生産性向上
「海と空のゾーン」…座席に仕切りがあり、一人で集中して作業が行えるエリア
(3)生産性の向上…1,7倍 (年間総労働時間の削減・一人約80時間)
以上がその概略であるが、まさに“目から鱗”であった。

